3月の白い窓

漫画制作でひとつの山を登り終えて、次の山への準備中の3月です。

漫画の2巻が無事に出版され、ホッとしているところに、漫画作品にちなんだ便箋とペンダントトップをいただきました。

オーナメントにも良いらしい!)

すてきな贈り物に創作意欲を刺激され、ちいさい木枠に白いキャンバス布を貼ったり、パネルに水貼りをしたり無心の作業の時間を過ごしました。

3月は、自分が「よのなか」を見る目が変わった月だったな。

人の生き様、言葉の重み。

いろんなことを思い出しながら、仕事部屋の隅っこやイーゼルに、白いちいさなキャンバスを立てかけていきます。

そうすると、それらはまるで未知の世界に続く「白い窓」のように思えて、なんだかちょっと、自由な気持ちになれる気がする。

ここから色々なイメージを広げ、思い描く。締め切りなんてない創作の白い窓を、いくつも自分に作っていこうじゃないか。


漫画も絵も、描き出したら、まるで険しい山道のよう。私の歩みはどうしても不器用だけど、黙々と最後まで向き合っていこう。

そう、この働き者のキミのように!



(後ろから見ると実は黙々と仕事中。職人〜)


3月の白い窓。
これからも知ること学ぶこと描くことは、盛りだくさん。


2023/3/11